出会い系サイトやマッチングアプリに潜んでいるサクラ（キャッシュバッカー、業者）の特徴と手口から見分ける方法を解説！サクラや業者がいない（少ない）安全な出会い系サイト、出会系アプリも紹介。
出会い系のサクラとは？
出会い系サイトや出会い系アプリ、マッチングアプリなどのネットの出会いサービスには、どのサイトやアプリにも必ずと言っていいほどサクラ（あるいは「業者」とも言われる）が紛れ込んでいる。
サクラの存在は、サイトやアプリを通じて出会いを探す人にとって邪魔で迷惑極まりない存在だが、2023年現在、出会い系やマッチングアプリで存在が確認されているサクラには以下のようなタイプがある。
- 運営会社に雇われたメールオペレーター
- キャッシュバッカー（メルレ）
- 援デリ業者が登録している架空のサクラ女性
- Bot（ボット）やプログラムのサクラ
- 他のサイトやアプリへ誘導するサクラ
この記事では、これらの出会系のサクラについて有名な出会い系、マッチングアプリを中心に調査し実態を紹介するとともに、サクラ・業者の具体的な手口や見分け方についても解説する。
サクラとは、元々は出会い系の運営会社に雇われて登録会員のメールの相手をするアルバイトの「メールオペレーター」のことを意味していたが、近年ではサクラの形態も変わり、「メールオペレーター」以外にも様々なタイプのサクラが登場している。
サイトやアプリの利用を通じて付与されるポイントを換金するためだけに出会い系を使うキャッシュバッカーなど、実質的にはサクラ同然と言える迷惑な利用者もいる。
この記事では、本来の意味でのサクラ（メールオペレーター）以外にも、実質サクラ同然の役割を果たすキャッシュバッカーなども「広義のサクラ」として出会い系のサクラと分類し解説している。
出会い系のサクラの種類と実態
出会系のサクラ・業者についてサクラのタイプごとに仕組みや、どんな出会い系に多いのかなど、実態を詳しくみていこう。
運営会社に雇われたメールオペレーター
業界関係者の間では通称「オペ」とも言われる「メールオペレーター」は、利用者のふりをして登録会員とメールのやり取りをしポイントを消費、課金させることを目的としたサクラ。
「メールオペレーター」という職種で募ったアルバイトスタッフが従事していることが多い。
出会い系のサクラ詐欺による被害が多発したことを受けて、警察の取り締まりが強化されたことや、それに伴うサクラ詐欺の返金訴訟などが相次いだことなどにより、サクラを使っていた詐欺サイトの多くは閉鎖に追い込まれた。
だが、取り締まりや規制の緩い出会い系チャットアプリなどに活動の場を移し、現在でも暗躍しているので注意しよう。
実際、iPhone向けの出会い系アプリには、利用規約に運営スタッフがアプリユーザーとメッセージのやり取りをする「サクラ行為」について明確に規定しているアプリすらあるのだ。
当社が本サービスの男女比率を適正な割合で保ち、不適切な利用者を監視し、犯罪を防止（青少年の保護）する為、または娯楽の提供を目的として、利用者の利用状況によっては、当社スタッフがメッセージ送信等の適宜の方法を用いて会員様のお相手をさせて頂くことがあり、この場合でも通常の利用料金をご負担いただくことをあらかじめ同意するものとします。また、利用者は、当社スタッフの提供する情報は、上記を目的としたものであり、真実、性格、もしくは現実でない、または誇張や創造によるものでありうる……
運営スタッフがサクラ行為をする可能性があることを、堂々と宣言していることにも驚かされるが、さらに恐ろしいのは、その場合でも「利用料金はアプリユーザーが負担しなければならない」と同意を求めている点。
このような「オペレーター」のサクラを使った出会い系アプリは未だ数多く存在している。
出会いチャットアプリは、主にiPhone向けのアプリに多い。
年齢確認せずに使えることや、まとめサイトなどで広告が多数出回っていることにより、騙されてアプリをインストールしてしまい被害に遭うケースが増えている。
メッセージ送信1回あたり250円前後かかるという高額なポイント料金制ながら、アプリ内にはほとんどサクラしかおらず出会うことはできない。
というよりも、利用規約等に出会いや異性交際を禁止する規定を設けている場合が多く、出会うことを禁止しているアプリなので、リアルな出会いを目的として使うのにはそもそも向いていない。
こうした出会いチャットアプリは「出会い系サイト規制法」が定める異性紹介事業の対象となっていないこともあって、運営にあたって公安委員会に届出を提出する義務がないことにより、App Storeでも急速に数が増えている。
問題は、こうした有料アプリを「本当に出会える出会い系」と誤認して使ってしまう人が増えているということだ。
キャッシュバッカー（メルレ）
キャッシュバッカー（メルレ）は、サイトやアプリの利用を通じて付与されるポイントを稼ぎ、換金することを目的とした女性利用者のことで、CBやポイントゲッター、メールレディなどとも言われる。
キャッシュバッカー（メルレ）は、Jメールやイククルなどに多い。
Twitterでメルレに関する情報を調べてみると、Jメール、イククルでポイント稼ぎ・換金目的でメルレとして活動している女性がかなりいることが分かる。
紹介ポイント？目当て多いよねええええええ。
紹介で入らなくてもいいから私と意見交換したりして楽しくメルレやってくれる人いないかなぁ～
Ｊメールやってる人で稼げないって人もなにかしらは教えてあげられるからリプかDMきてください( ु ›ω‹ ) ु♡— ちーん (@QbBafpbZxayx5X0) November 3, 2019
本当に出会える系の出会い系でもハッピーメールやワクワクメール、PCMAXでは、ポイント稼ぎ・換金目的での利用を禁止していることもあってキャッシュバッカーに遭遇することは少ない。
これまでの実体験から受ける印象としては、一般人の女性と出会いやすいサイト（アプリ）ほどキャッシュバッカーが少なく、一般人の女性が少なく出会うのが難しいサイト（アプリ）ほどキャッシュバッカー（メルレ）が多い印象がある。
サクラが出会い系の運営会社に雇われたアルバイトスタッフであるのに対し、キャッシュバッカー（メルレ）は、一般の女性登録者がサイトやアプリの仕組みを利用して勝手にポイント稼ぎをしているに過ぎず、雇用関係がないというのが最大の違い。
しかし、男性利用者にとっては相手がサクラでもキャッシュバッカー（メルレ）でも、どちらにせよ本当に会うことができない女性会員という点では違いはないため、実質サクラと変わらない。
男性利用者にとっては鬱陶しいだけのキャッシュバッカー（メルレ）も、運営側にとっては男性相手にメールのやり取りをしてポイントを消費させてくれる“天然のサクラ”として都合のいい存在となっているという構造的な問題もあり、キャッシュバッカー（メルレ）が多いサイトやアプリではなかなか排除が進まない傾向がある。
援デリ業者が登録している架空の女性会員
出会い系サイトやマッチングアプリで、援デリ業者が登録した実在しない架空の女性登録者もまた、男性にとってはサクラ同然の存在。
ハッピーメールやPCMAXなどの出会い系や無料チャットアプリ、マッチングアプリなど、利用者同士が自由に出会えるようになっているサイトやアプリには、どこでも必ず援デリ業者が紛れ込んでいる。
援デリ業者が登録しているサクラの女性は、プロフィールにネットで拾ってきた写真などを載せているケースも多い。LINEやメールアドレスの交換にも応じることも多いので、初心者の男性を中心に、業者と気づかずにひっかかってしまう人が少なくない。
Bot（ボット）やプログラムのサクラ
現在の出会い系サイト、マッチングアプリなどで、実は最も多いのではないかと考えられるのが、Bot（ボット）と言われるプログラムのサクラ。
実際、ハッピーメールに関しては、外部業者によって自動のサクラプログラムが裏で取引されていることが確認されている。
Bot（ボット）やプログラムのサクラは、アルバイトのメールオペレーターとは異なり人件費が発生しないため、導入コストの安さなどから今後増える懸念がある。
真っ当な運営をしているサイトやアプリでも、会員同士のやり取りを促すためという名目でBot（ボット）やプログラムのサクラが使われるなど、利用シーンを考えると今後増える可能性は十分あると言えるだろう。
他のサイトやアプリへ誘導するサクラ
他のサイトやアプリへ誘導するサクラとは、一般の利用者のふりをしてメールを送り、他の出会い系サイト（アプリ）へ誘導し登録させたり、アプリのインストールをさせようとする外部の出会い系サイト（アプリ）のサクラのこと。
LINEのIDを送ってくる手口から「LINE誘導の業者」や「アドレス回収業者」とも言われる。
LINE誘導の業者（アドレス回収業者）は、サクラばかりの出会い系アプリや無料出会い系アプリなど、チャット系のアプリに多い。
ワクワクメールやハッピーメールなどの本当に出会える系の出会い系では、誘導目的のサクラ・業者への取り締まりを厳しく実施しており、現在ではほとんど遭遇することはない。
サクラの手口と見分け方
出会い系サイトや出会い系アプリに登録しているサクラ（業者やキャッシュバッカーなども含めて）は、次のような手口で、主に男性ユーザーを騙そうとする。
- すぐ会いたいと誘ってくる
- エロいことばかり言ってくる
- ホ別2などの割り切りを持ちかけてくる
- 会おうと言う割に連絡先は教えない
- 聞いてもいないのにLINEを教えてくる
- やり取りがちぐはぐ、会話が噛み合わない
- 多額の現金や資産を提供したいと言う
現在の出会系には、いくつかのタイプのサクラがいるが、いずれも見分けるのはそれほど難しくない。
出会系のサクラの手口は、一般人の女性（男性）とは異なり随所に不自然さが滲み出ていて、手口もワンパターン。
以下では、ワクワクメールやハッピーメール、PCMAXなどのメジャーな出会系でその存在が確認されているサクラのタイプと特徴、見分ける方法など対策法について紹介しているので参考にしてほしい。
すぐ会いたいと誘ってくる
出会い系のサクラの手口で最も多いのは、「今日これから」「すぐ」など“即会い”をしようと誘ってくる手法。
一般的に出会い系やマッチングアプリを使うときの利用者の心理状態は「できるだけ早く会える人を見つけたい」という場合が多いので、即会いの誘いにはどうしても反応してしまいやすく、サクラ側も騙しやすいということから使われることが多い。
足あとありがとうございます♪
もしまだ会う相手決まっていなかったら、今日お会いしてみませんか？(*^^*)
一般の女性利用者の場合、いくら出会いが欲しいと思っていても、初めてのメールのやり取りからいきなり会いたいなどと誘うことはあり得ないので、即会いのお誘いメールが送られてきたらサクラと見て間違いない。
唐突ですけど大人の関係って駄目ですか？メル友みたいに時間を掛けて出会うより回りくどくないストレートな出会いで関係を始めたいって思ってます♪良かったら連絡ください☆
「今日これから会いませんか？」と直接的に言われなくても、上の事例のように、最初のメールから「大人の関係で会いたい」などというのも業者。
ハッピーメールやPCMAXなどの出会い系ですぐに会いたがる女性のほとんどは、援デリ業者なので釣られないよう気をつけよう。
特に、待ち合わせて即ホテルに行きたがるのは間違いなく援デリ業者だ。
エロいことばかり言ってくる
即会いの誘いとともにサクラがよく使うのが「欲求不満なので思いっきりエッチがしたい」など、普通の女性では絶対あり得ないようなエロいことをメールで言ってきたり、プロフィールや掲示板に書き込むという手口。
「即会って即ホテルに行きたい」など、即会いの手口と併用するケースも多い。
このキャプチャ画像は、ハッピーメールのアダルト掲示板で見かけた投稿内容だが、このような特徴のプロフィールやメールを見かけたら、業者（サクラ）と見て間違いない。
大人の関係から始めませんか？
気楽に重く考えず楽しく仲良くイチャイチャしたいです♪
出会い系にはこのような、エロいことを書いている“女性”が多いために一瞬「そういうところなんだな」と勘違いしそうになるが、当然ながら、いくら出会い系とは言え、普通の女性はこのようなことは書かないので惑わされないようにしよう。
たとえ、プロフィールに顔写真が載せてあったとしても、掲示板に投稿している募集の書き込みやプロフィールコメント、送ってくるメールにエロいことを書いている女性はサクラの可能性が高いので無視するのが無難。写真の本人と会えることは決してないので釣られないように気をつけよう。
出会い系サイトやチャットアプリのサクラのプロフィールには、顔写真が登録されていることも多く、写真の本人と会えるのでは？と考える人も多いものの、サクラの写真は一部の無料出会い系アプリやSNSなどから無断盗用した画像なので、実在する人物の写真だからといって信用してはいけない。
以下の画像は、とある完全無料の出会い系アプリの利用規約のスクショ画像ですが、そこには「アプリユーザーがUPした画像を無断で自由に転用する」ことを示唆する内容が書き込まれている。
当社は、投稿情報を無償で自由に利用（複製、複写、改変、第三者への再許諾その他のあらゆる利用を含みます。）することができるものとします。
出会い系サイトや出会い系アプリ、マッチングアプリなどで見かけるサクラや業者のプロフィール写真のほとんどは、このような完全無料の出会い系アプリなどから無断で転用されたものなのだ。
また、日本人と顔立ちがよく似た台湾人など、アジア系外国人女性の写真が使用されるケースも多い。
ホ別2などの割り切りを持ちかけてくる
「最初だけホテル代と別に2万円お願いします」などの割り切り条件で会おうと誘ってくるのは、援デリ業者が登録している実在しない架空の女性会員（≒サクラ）。
…（中略）…
最初だけは二万の条件を付けさせて頂けますか？
あくまで遊び感覚の男性を避ける為の条件なので、次回までの保険としての意味合いでご理解頂けたら嬉しいです。
その二万は、次回以降の二人の為に使わせて頂けたらと思ってます。
…（中略）…
このサクラ（援デリ業者）の場合は、サクラ・業者と判定しやすい分かりやすいことを言ってきたが、金銭要求の女性でもサクラと分かりづらい言い方をしてくるケースもあるので注意してほしい。
また、援デリ業者が登録しているサクラは、“一般人の女性が割り切り交際の相手を探している体”でメールを送ってくることが多い。
プロフィールに写真を載せている場合もあるので写真本人の女性と会えると勘違いして誘いに応じてしまう男性も少なくないが、待ち合わせ場所にはプロフィールとはまるで別人の女性が派遣されてくる（プロフ写メ詐欺）。
ホ別2やホ別苺など、金銭を要求してくる割り切り目的の女性でも援デリ業者の場合は、「初回だけ保証金として預けてください」「2回目以降はホテル代として使いましょう」などという、もっともらしい理屈をつけてお金を要求してくるので簡単に見分けられる。
2回目以降ホテル代として使えれば、実質無料でセフレができるのと同じと安易に考えて誘いに応じても、2回目以降会えることもなければ、セフレになれることも絶対ない。
会おうと言う割に連絡先は教えない
会う話を持ちかけてくる割に一向に連絡先を教えようとしない、LINE交換の話を持ち出すとはぐらかす女性は、運営会社が雇っている昔ながらの典型的な出会い系のサクラ（メールオペレーター）や、サイト内メールを延々と続けることでポイント稼ぎをするキャッシュバッカーの可能性が高い。
メールアドレスやLINE交換を頑なに拒否（または無視）して、サイト内やアプリ内でのメールのやり取りを続けようとする。
LINE交換しませんか？
本当にLINEのID送ってもいいですか？
こちらは構いませんのでぜひ交換しましょう。
本当に信用しても良ければ次のメールで送ります
サクラやキャッシュバッカーは、このように会話にならないやり取りをひたすら続けるケースも多い。会う約束までしておいて、待ち合わせのすっぽかしやドタキャンをするケースもある。
こういう女性に遭遇したらサクラまたはキャッシュバッカーの可能性が高いと見なしてやり取りを止めるのが最善の対応策だ。
なんでそこまで直接希望なのかな？
こちらの希望は無視なんですね
上の事例のようにアドレスやLINEの交換を先延ばしにしたり拒否するサクラやキャッシュバッカーは、逆ギレしてくることもあるが、これは、逆に言えばサクラやキャッシュバッカーを見分けるポイントとも言える。一般人の女性の場合、キレてメールを送ってくるなどせずに無視する人がほとんどだ。
聞いてもいないのにLINEを教えてくる
最近の出会い系サイト、出会いアプリで多いのがこちらが聞いてもいないにも関わらず一方的にいきなりLINEのIDやQR、メールアドレスを送ってくる業者・サクラ。
こういったサクラ・業者は、メール送信料が1回あたり250円程度と非常に高額設定になっているサクラ出会いアプリにとても多い。
教えられたLINE IDを検索して友達になるとラインで別のサクラ出会いアプリを教えられダウンロードページへと誘導されることになる。
やり取りがちぐはぐ、会話が噛み合わない
昨今、出会いアプリにおいて少しずつ増えつつあるのが、登録会員と自動応答でメールのやり取りをするチャットボット、いわゆるプログラムのサクラだ。単にBOT（ボット）とも言われる。
BOT（ボット）のサクラは、レスポンスは早いものの会話がぎこちなかったり、まったく噛み合わなかったりすることも多いので比較的見分けるのが簡単。
サイトやアプリにログインすると同時に定型的なメッセージを送ってくる女性がいたとしたらBOT（ボット）のサクラの可能性を疑おう。
多額の現金や資産を提供したいと言う
もし出会い系でメッセージのやり取りをしている相手から「お金を振り込みます」や「資産を譲渡したいから返事が欲しい」などと言われたら、相手は確実にサクラだ。
多額の金銭や資産の譲渡をチラつかせて、返信メールを送信させようとする出会い系のサクラや業者は、返信メールを送信させることでポイントを消費させ、課金へと持ちこませることを意図しているのだ。
多額の資産を譲るために信用できる相手かを判断するためと称して、一旦こちら側に入金を迫るという悪質極まりないやり口でお金を騙し取ろうとするのが常套手段なので気をつけよう。
私と会ってくれたら資産10億を全部あなたにお譲りします。
冗談としか思えないが、悪徳出会い系のサクラはこのように信じられないような多額の金銭や資産の譲渡を申し出るというやり方で騙そうとする場合もある。
こういった、あり得ないような騙し文句を使うサクラによって被害に遭う最大の理由は、「もしかしたら本当かもしれない……」という心理が働くためだ。
誰しも労せずしてお金や資産を手に入れることができればそれに越したことはないという想いをどこかしらに抱えているものだが、その可能性が0.1%でもあるなら多少の出費は痛くないという考えの元で返信メールを送ってしまうというわけだ。
だが、もちろん出会い系でそんなあり得ないような幸運が訪れることは決してない。ただ単に、メールの返信にかかる分の料金を請求されるだけで、時にはその料金に何だかんだと理由をつけてそれ以上の料金を不正に請求される場合すらあるのでくれぐれも用心しよう。
出会い系やマッチングアプリで「お金を振り込みます」という人に対して口座番号などを教えると「押し貸し詐欺」に遭う危険性もあるので絶対に教えてはいけない。
「押し貸し」とは、勝手にこちらの口座にお金を振り込み、のちに利子つきでの返金を迫るという詐欺。
無視すればいいというものでもなく、猛烈な督促の電話に晒されることになるので、実際には泣く泣く高額な利子つきで返金手続きを取らざるを得ないという被害者が多くいる。
出会い系でメールをする相手が「お金を振り込みます」という場合には、単に相手がサクラでその手口のひとつとして用いる場合の他に、こうした悪質な詐欺集団との連携で口座番号を入手しようとする業者もいるので十分注意してほしい。
婚活系のマッチングアプリにもサクラはいる？
最近のネット上の情報を見ていると、「出会い系サイトはサクラや業者ばかり」なのに対して、「婚活・恋活系のマッチングアプリにはサクラや業者が全然いなくて安全」との論調を見かけることも多いが、マッチングアプリだからと言ってサクラや業者がいないわけではない。
援デリ業者などのサクラなどは、今現在でもどのマッチングアプリにも登録していることが確認されているし、人気や評判が高まるにつれて今後ますますサクラ・業者が増える可能性は十分にある。
withでいいねしてくれた人既読スルーしてる。前回with利用した時もペアーズでも、初めにマッチングした人ほんとろくでもない人ばかり。本当にサクラなんじゃないのって思うわ。
もうその人どうでもいいのでキツめの言葉使って注意してもいいですかね？こっちは真面目に出会いたくて有料登録したのに🥲
— ゆうせい@婚活垢 (@zoneakuseru55) February 28, 2023
実際、人気マッチングアプリのwithやPairs(ペアーズ)にもサクラがいるのでは？と疑いの目を向けているアプリユーザーは少なからずいる。
安全で優良なマッチングアプリとはいえ、サクラが潜り込む可能性はゼロとは言えないので警戒しておくに越したことはないと言えるだろう。
特に、最近の援デリ業者は、運営側に業者とバレないようにアプリ内では条件交渉などせずにすぐにフリメアドレスなど直メやLINEでのやり取りに移行しようとするので、発見しにくいタイプの業者が増えるものと考えられる。
一般的なマッチングアプリはプロフィール写真を載せることが必須となっているアプリが多いため、顔写真を載せている女性会員が数多いるが、その中には運営側が仕込んだサクラもいるのではないかと疑われるユーザーに遭遇することがある。
会員数水増しのためのサクラがいたとしても、男性とのやり取りに応じなければ、本物のアプリユーザーなのか、サクラ会員なのかは外部からは確認しようがない。
実際、マッチングアプリを使っていると、男性に「いいね」の消費を促したりポイントを早く消費させるために運営側が用意したのではないかと、疑いたくなるサクラのような女性に遭遇することも多い。
出会い系のサクラの特徴と見分け方のまとめ
出会い系やマッチングアプリには、業者・サクラが少なからずいるものだ。ただ、出会いの妨げになると思いがちなサクラや業者も、よくよく観察してみるとその特徴は驚くほど分かりやすいもので、パターンが決まっていて見分けるのは意外にもとても簡単だ。
また、なかにはワクワクメールのようにサクラもキャッシュバッカーもいない上に、最近では業者の排除にも真剣に取り組み始めている出会い系も出てきている。
さらに、マッチングアプリが女性の間で流行していることに伴い、出会い系にも手を出す女性が増えている傾向も見受けられるので、出会い系やマッチングアプリでサクラや業者に煩わされるリスクは少しずつ減りつつあると言えるだろう。
おすすめ出会い
当サイトが自信を持っておすすめする人気の出会い系から出会いやさすに定評があるおすすめサイト・アプリをセレクト。
穴場的出会い系
出会える出会い系の中では競争率が低めで出会いやすい穴場的出会い系。
中高年・熟年の出会い
中高年・熟年層の会員の割合が多く落ち着いたパートナー探しに向いている。
大人目的の20代も増加
大人ありのパパ活目的の女性も増えていて40代50代男性需要が増えている。
向いている人・目的